(一般・公募) シンポジウム「大阪のシダと標本庫 これまでとこれから」
日本植物分類学会の皆様
植物分類学関連のシンポジウムの開催案内を頂きましたので、以下転送いたします。
ふるってご参加ください。
佐久間@大阪市立自然史博物館です。
9月7日(日)に以下のシンポジウムを開催します。
2025年4月23日、お亡くなりになりました当館元植物研究室学芸員の瀬戸剛(せと・こう)さんの追悼イベントでもあります。
シンポジウム「大阪のシダと標本庫 これまでとこれから」
2025年、大阪市立自然史博物館では『新訂 大阪府植物目録 第1巻 シダ植物』を刊行させていただきました。目録は、大阪府の生物多様性、そしてレッドリストを含むその保全を考えていくための基礎となるものです。今回の目録は、最新の見解を基礎としているだけでなく、博物館に収められた標本を根拠にし、引用した、のちの時代も再検証が可能なものとして作られたものです。こうした事が可能になったのは大阪市立自然史博物館の植物標本庫、特に先日亡くなられた瀬戸剛氏のコレクション形成に掛ける努力と情熱があったからと言えるでしょう。シンポジウムではこの目録についてご紹介するとともに、その基礎となった瀬戸コレクション、これからの標本庫のことをお話したいと思います。
■日時:2025年9月7日(日)15時‐17時
■場所:大阪市立自然史博物館 講堂
■定員(講堂での聴講):先着170名。申込みは不要です。
■対象:どなたでも参加できます。
■参加費:無料(博物館での聴講の場合は博物館入館料が必要)
■接続方法:YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。
■見逃し配信:10月13日(月祝)まで見逃し配信を行います。同時配信を見られない方はご覧下さい。
■主催:大阪市立自然史博物館・しだとこけ談話会・奈良植物研究会・近畿植物同好会
【プログラム】
館長挨拶
「大阪市立自然史博物館植物標本庫の概要と『新訂 大阪府植物目録 第1巻 シダ植物』」
長谷川匡弘 (大阪市立自然史博物館主任学芸員)
「『新訂 大阪府植物目録 第1巻 シダ植物』のシダから 瀬戸剛さんの認識力」
山住一郎(近畿植物同好会 会長)
「瀬戸さんのハーバリウム・マネージメント 縁の下の力持ち」
岡本素治 (きしわだ自然資料館 館長 元大阪市立自然史博物館植物研学芸員)
「初対面から65年-瀬戸さんの標本から学んだこと」
梅原 徹(認定NPO法人大阪自然史センター 理事長)
「奈良県のフロラ調査と瀬戸さん」
尾上聖子(奈良植物研究会)
進行:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
■問合せ:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
sakuma(at)omnh.jp
●終了後、関係の皆さんでの第二部を行います。
〇第二部懇親会「瀬戸剛さんを偲ぶ会」
シンポジウムの終了後に、懇親会として「瀬戸さんを偲ぶ会」を開催します。瀬戸さんを偲び、思い出を語り合うとともに、シダをはじめとした植物について興味のある人々が親睦を深める場になればと思います。
瀬戸さんとお付き合いのあった方をご存知でしたら、この案内メールを転送していただき、お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。
■日時:9月7日(日)午後5時半~7時半頃
■場所:大阪市立自然史博物館 本館1Fナウマンホール
■会費:5000円程度を予定
■定員:100名程度
■申込:8月24日(日)までに、以下のフォームから、お申し込みください。また、参加できない方もぜひフォームからメッセージをお寄せください。(無料)
当日スピーチを希望される方もフォーム内でお知らせください。
申し込みフォーム
日本植物分類学会 庶務幹事 高野温子