(一般・公募)  [講演会] 21世紀の生物多様性研究ワークショップ

日本植物分類学会 会員の皆さま

日本分類学会連合担当委員の黒沢さんより、オンライン講演会のお知らせです。
本会の元会長 伊藤元己氏もご講演されます。
参加費は無料ですが、申し込みが必要です(https://forms.gle/1Mfi3QAcERuSnRf67)。なお申込み締切は、12/12(月)の午前9時までとなっています。

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日本植物分類学会が参加する日本分類学会連合が後援の国立科学博物館ワークショップ「生物の種名目録を作り共有する」について、ご案内をいただきましたのでお知らせいたします。

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会合名:21世紀の生物多様性研究ワークショップ(通算第17回)「生物の種名目録を作り共有する」
主 催:国立科学博物館
後 援:日本分類学会連合
日 時:2022年12月18日(日) 13:30 – 16:30
場 所:オンライン(Zoom使用)

趣 旨:21世紀の生物多様性ワークショップ(通称GBIFワークショップ)も17回目となり、今回は、生物の種名目録の作成とその共有をテーマにすることにいたしました。 種名目録、すなわちある国や地域から記録された生物種のリストは、生物多様性を理解するために最も基礎的かつ重要な情報の一つです。国内の生物の種名は、生物分類学関連の学会や研究者等により、様々な形でまとめられ、 目録として公開化されています。一方、日本ではこれらを一元的に検索・活用できるような仕組みづくりはこれからという状況です。そこで今回は、種名目録はどのような研究をもとにどうやって作られどう共有されているのか、現状から課題や期待まで、それぞれの立場から話題提供をいただき、 GBIFを含めた国際的な種名データベースとの連携も視野に、日本における種名データ整備の方向性について議論する場にしたいと考えております。

講 演:
1)分類学とはどんな学問か?―種名目録の有用性を考えるにあたって―(広島修道大学・岡西 政典)
2)新しい植物の分類体系:新エングラーからAPG分類体系へ(東京大学大学院・伊藤 元己)
3)日本産魚類全種目録の作成とデジタルデータの共有(鹿児島大学・本村 浩之)
4)種名データベースの国際動向(国立科学博物館・柿添 翔太郎)
総合討論「日本産生物の種名目録の共有に向けて」

※プログラムや申込方法など詳細については下記サイトをご覧ください。
https://gbif.jp/activities/workshop/2022/1218/

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