第21回 日本分類学会連合 公開シンポジウム(1/8, オンライン)

日本植物分類学会の皆さま

日本分類学会連合担当の黒沢 高秀会員よりシンポジウムのご案内です。先着順の事前申込制ですのでご興味のある方はお早めにお申し込みください。

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日本分類学会連合担当の黒沢です。1月8日(土)にオンラインで公開シンポジウムが開催されます。
ご希望の方は参加申込み用URLからお申し込み下さい。

参加申込用URL:https://forms.gle/U9tU5GNSqiymKmt29

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第21回 日本分類学会連合 公開シンポジウム
共生−種を超えたつながり−
主催:日本分類学会連合 共催:国立科学博物館 後援:日本共生生物学会

日時:
2022年1月8日(土)13:30〜15:40
会場:
オンライン開催(事前申込制)
対象: 一般の方(中学生以上)および研究者,大学生・大学院生
定員: 300名 ※先着順 1月5日(水)締切
参加費: 無料

本シンポジウムはおもに一般の方を対象とした公開シンポジウムです.研究者の みなさまにかぎらず,生物や科学にご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます.ご参加にあたっては,以下の点にご注意ください.

1)シンポジウムへの参加には事前申込が必要です.参加をご希望の方は,事前に下記URLより参加登録をお願いいたします.

参加申込用URL:https://forms.gle/U9tU5GNSqiymKmt29

2)本シンポジウムは「Zoom」を使用して行われます.事前に必要な環境をご確 認ください.

3)ご不明な点はメールにてujssbsympo[at]gmail.comまでお問い合わせください.

趣旨
分類学はさまざまな生物の認識や命名,体系化を目的の一つに発展してきた学問分野です.そのため,分類学は生物学の基盤としてさまざまな学問分野をつなぐ 役割を果たしてきました.今年で設立20周年を迎える日本分類学会連合は,分類 群間の垣根を越え,大規模な生物多様性研究を可能にする分類学者の統合組織を 目指して設立されました.現在は,動物や植物から原生生物に至るまで,さまざまな分類群を専門とする25学会が加盟する団体として,全生物を対象にした生物多様性の研究および教育を強力に推進しています.第21回を迎える今回のシンポジウムでは,分類群間の垣根を超えた研究の象徴として,さまざまな生物について「共生及び寄生などの生物間相互作用」をテーマに取り組む研究者の皆様をお 招きし,それぞれのご研究内容について,時間の許す限りお話をいただきたいと思います.本シンポジウムが,生物の分類,そしてそこから始まる生物多様性研究など,さまざまな研究に関心を持つきっかけとなればと思います.

プログラム
13:30〜13:40
開会あいさつ・趣旨説明
13:40〜14:00
キノコを食べる植物:ラン科植物の菌従属栄養性とその多様性
(辻田有紀:佐賀大学)
14:00〜14:20
サンゴと藻類の共生:パートナーで運命が変わる
(高橋俊一:琉球大学)
14:20〜14:40
葉緑体ドロボウは共生のはじまり?‐盗葉緑体現象から紐解く細胞内共生の進化
(大沼亮:神戸大学)
14:40〜14:45
休憩
14:45〜15:05
寄生生物ハリガネムシ類による宿主操作の仕組みと生態系における知られざる役割
(佐藤拓哉:京都大学)
15:05〜15:25
腸内細菌叢がもたらす宿主恒常性と疾患
(福田真嗣:慶応義塾大学)
15:25〜15:35
総合討論
15:35〜15:40
閉会あいさつ

講演タイトル・プログラム順は仮のものです.最終版はウェブサイトに掲示される講演要旨集をご確認ください.